私(筆者)は子どものころ、「社会科」がニガテだった。特に世界地図を開いて、どこの国のどのあたりで何が生産されているか、たとえば「アメリカ中西部はトウモロコシの産地」みたいなたぐいのものには、いつもお手上げ状態だった。

そしてすっかり大人になってから、「これがあれば、社会科の勉強がもっと好きになれたかもしれないのに!」と思わずにはいられない、遊び心たっぷりの世界地図を発見してしまった!それは...「食べ物世界地図」だ!!

これがあったら、社会科をもっと好きになれたかも...  (出典:hargreavesandlevin.com)
これがあったら、社会科をもっと好きになれたかも...
(出典:hargreavesandlevin.com)

海外メディア Fine Dining Lovers によると、「食べ物世界地図」は、世界各国の “象徴的な食べ物” を使ってデザインされたという世界地図。フードフォトグラファーの Henry Hargreaves 氏と、スタイリストの Caitlin Levin 氏が共同で制作した作品だ。

たとえば、インドは “スパイス”、ニュージーランドは “キウイ” をそれぞれの国の地形に並べて表現されている。

スパイスでできたインド(左)と、キウイでできたニュージーランド(右)  (出典:hargreavesandlevin.com)
スパイスでできたインド(左)と、キウイでできたニュージーランド(右)
(出典:hargreavesandlevin.com)

ちなみに日本はというと、なんと海藻!確かにユニークなものには違いないけど、海藻かよ!!(と書きながら、自分がいま海苔のみそ汁を飲んでいることに気付いた...)

いつもお世話になっております  (出典:hargreavesandlevin.com)
いつもお世話になっております
(出典:hargreavesandlevin.com)

同メディアによると、この食べ物世界地図について Hargreaves 氏は次のように話しているそうだ。

「これは、食べ物がどんな風に世界の人々をつなぎ、対話を生んできたかを伝えるプロジェクトだ。私たちは、この美しい地図にも同じように、世界の人々をつなぐものになってほしいと願っている」