そんなグルテンフリー食品に新星が登場した。小麦粉ならぬ “バナナ粉” だ。100%バナナから作られるというバナナ粉「WEDO」は、現在 Kickstarter にて出資者を募集している。
(出典:Kickstarter)
バナナ粉は、熟する前の緑色のバナナを集めて皮をむき、スライスしたのちに乾燥させ、挽いて粉末状にすることで出来あがる。未熟なバナナの中には糖分がじゅうぶんに生成されておらず、基本的に無味(ナチュラルな味)だそうだ。
また、でんぷん質を多く含むため、小麦粉よりも最大30%少ない量での調理が可能。それでいて、軽くてふわふわな食感が楽しめるのだとか。
添加物や保存料などをいっさい使わず、天然のビタミンやミネラルを含むという自然派志向がウケたのか、Kickstarter にはすでに目標金額以上の出資が寄せられている。まずは米国での発売となりそうだが、近年ますます食の安全が叫ばれている日本へ届けられる日もそう遠くないかもしれない。