2月14日から15日にかけて、またも関東地方は大雪に見舞われました。その影響で交通機関は大きく乱れ、各所で被害が続出しています。

そんななか、中央自動車道・談合坂 SA 付近(山梨県上野原市)で立ち往生してしまった人が Twitter に投稿した写真が話題となっています。内容は、現場に居合わせた山崎製パンの配送トラックの運転手が、運んでいたパンを配ってくれたというもの。


立ち往生した人への行動が話題に
立ち往生した人への行動が話題に

発端は、koji.s59 さん(@kojisan0104)が Twitter に投稿した1枚の写真。15日の昼頃、大きく『ヤマザキ』と書かれたおなじみのトラックからパンを降ろす人と、地面に並べられたパンを手に取る人が撮影されたものです。

koji.s59 さんは、「昨日、ヤマザキパンさんのドライバーの方に差入れ頂きました。 「好きなだけ持ってってよ!」と。 今は談合坂SAで規制解除待機中、大事な食事となっております。 ありがとうございました。」とコメント。ツイートは瞬く間に拡散されました。


また、同じく談合坂 SA に居合わせた naotaro さん(@naotaro0427)は、「雪で閉ざされた中央道、談合坂SAでは居合わせたヤマザキがパンを配給。」と、パンがたくさん並んだトレーの前に集まる人たちの様子を撮影した写真を投稿しています。


この山崎製パンの対応には、「リアルアンパンマン」「臨機応変なドライバーさんだね!素晴らしい!」など賞賛する声が多数寄せられており、さっそくまとめサイトでも話題となるなど、大きな反響を呼んでいます。

さらに naotaro さんによると、談合坂 SA に店舗を構える「伝説のすた丼屋」などが、食料を無料で提供。スターバックスコーヒーの店員は、テイスティング講座を開いて楽しませてくれたといいます。naotaro さんは、「あたたかい。皆本当はストレスフルで、ほっと和みます。一刻も早いインフラ回復を。 」としめくくっています。

2月17日夕方現在も、中央自動車道を含む高速道路では通行止めが続いています。今週半ばには再び雪の予報も出ており、影響の長期化が心配されています。食糧を持っておくなど、どうしても車での外出が必要な人はできる限りの備えをしておきたいものです。