キリンビールは、世界主要国のビール消費量について最新のレポートをとりまとめました。2012年に世界の人々が飲んだビールの量は実に、東京ドーム約151杯分。27年連続で過去最高を更新しています。

世界のビール消費量、27年連続で過去最高を更新、東京ドーム151杯分!
世界のビール消費量、27年連続で過去最高を更新、東京ドーム151杯分!

この調査は、キリンビールが約40年前から毎年、世界各国のビール協会などにアンケートを行ったり、資料を集めたりして実施しています。


新興国でビールを飲む量が増えています
新興国でビールを飲む量が増えています

2012年の世界のビール総消費量は、前の年よりも1%増えたそうです。1%といっても東京ドーム約1.5杯分ぐらいの量になります。このまま消費量が増えていくともっと別の例え方を探した方がいいかもしれません。

東京ドーム151杯分は、500ml 缶に換算してどのくらいになるかというと、3,747億4,000万本分。ピンと来ませんね。もしこれだけの缶を全部積み上げることができたら、その高さは富士山を超えチョモランマを超え成層圏を突破し、火星あたりまで伸びていくでしょう。

いったいどこの国がそんなに沢山のビールを飲んでいるかというと、まず中国が全体の4分の1近くを占めてトップ。さすがに人口が13億人いるとすごいものです。ただ去年に比べるとちょっと消費量は減ったようですが。次いで米国が8分の1ちょっとで2位。こちらは前年より増えています。

日本は7位
日本は7位

ずっと下って日本は7位。発泡酒や新ジャンルも含めた量ですが、前年より減っています。消費量の拡大がめざましいのはインドやタイといった新興国のようです。

もっとも日本の1人当たりのビール消費量は年間43.5L、500ml缶にして87本分で、アジアでは最高の記録を持っています。日本人のビール好き具合がうかがえるというものです。

日本の1人当たりのビール消費量はアジア最高ですが、上には上も
日本の1人当たりのビール消費量はアジア最高ですが、上には上も