ここ最近、コンビニ各社が冷凍商品に力を入れているようで、アイスケースの中身が以前よりも充実したように感じます。そういえば、今夏はアイスケースが話題になりましたね…。
 
気を取り直して。色々な新冷凍商品が発売される中、11月にファミリーマートで発売されたのが「ミックスお好み焼」。【チルド編】でも2枚のお好み焼きを紹介しましたが、冷凍商品も各社から販売されていることが分かったのです。。さっそく3枚のお好み焼きを購入。食べ比べてみます。
 
今回用意したのは、ファミリーマート「ミックスお好み焼」(198円)、ローソン「お好み焼」(198円)、セブン-イレブン「海鮮お好み焼」(178円)。いずれも、プライベートブランド(PB)商品のようです。なお、今回は略称を店名にします。

冷凍お好み焼きも続々
冷凍お好み焼きも続々
 
まずは、それぞれを袋から取り出してみましょう。ファミマは、ソース・あおさ(青のり)・かつおぶしに加えて、マヨネーズ風ソースがついています。ローソンとセブンは、電子レンジで使えるトレー付き。トッピングは、どちらもソース・青のり・かつおぶしです。


ファミマ「ミックスお好み焼」。マヨネーズ風ソースが付きます
ファミマ「ミックスお好み焼」。マヨネーズ風ソースが付きます

ローソン「お好み焼」。トレー付きで便利
ローソン「お好み焼」。トレー付きで便利

 
セブン「海鮮お好み焼」。トレーもトッピングもローソンと瓜ふたつ…
セブン「海鮮お好み焼」。トレーもトッピングもローソンと瓜ふたつ…
 
内袋をはがし、さっそく電子レンジへ GO!…と、その前に、袋に書かれた注意書きを見てみると…。[召し上がり方]に「添付ソースの解凍」との項目が。ソースは、袋のまま流水にさらすかお湯に入れて解凍しなければならないようなのです。電子レンジだけで済むと思っていたのに…罠だった…。というわけで、まとめてお湯に入れて解凍しておきます。

ファミマはトレーがないので、皿にのせて。ローソンとセブンはトレーにのせて、電子レンジで温めます。温め時間は、いずれも 600W で6分ほど。フィルムをはがして、ラップをかけずに温めるのがポイントです。
 
温まったものに、ソースとかつお、青のりをかけて…3枚のお好み焼きが完成!なかなか綺麗にトッピングできたので満足。

(ファミマのやつ、冷めてる…)
(ファミマのやつ、冷めてる…)

それでは、さっそくいただきましょう。
 
まず、ファミマから。商品情報によると、重さは220g。豚肉がトッピングされており、いか・えびも入っています。3枚の中では最もトロトロで柔らかく、固めに仕上げられたえび・いかの食感が引き立っています。ソースは少し酸味が強めですが、マヨネーズ風ソースが甘めで出汁の風味が香り、うまく合っています。また、紅しょうががしっかり主張してくるのも嬉しいポイント。

トロトロ生地がポイント
トロトロ生地がポイント

続いてローソン。重さは210g です。生地に入っているのはキャベツとネギの野菜のみですが、このキャベツがうまい。甘みが強く、シャキシャキ食感も健在です。豚肉もトッピングされているので、シンプルな豚玉といった印象。野菜たっぷりで食べごたえのある一品です。重さは210g。

箸での持ち上げやすさ No.1
箸での持ち上げやすさ No.1
 
最後のセブンは、商品名にあるようにたっぷり入った海鮮(えび・いか)が特徴。重さは216gのようです。最もふわふわに焼き上げられており、柔らかい食感が楽しめます。豚肉はのっていないので、まさに海鮮と生地の味わいを楽しむ1枚。ただし、セブンで一番おいしいのはソース!だしの風味がきいていて、ソースだけでもお酒が進みそう。ぜひソースだけでも味わってみて下さい。

ほろほろ崩れるので要注意!(かも)
ほろほろ崩れるので要注意!(かも)

まとめると、最も具が豪華なのはファミマ。豚肉も、海鮮も入っています。野菜の甘さを楽しみたいならローソン一択。キャベツの量・食感とも、他社を圧倒しています。ソースの味で選ぶなら、セブン。だしの旨みが存分に楽しめます。ちなみに、コスパが最も高いのもセブンです。
 
冷凍のいいところは、保存期間が長く、チルド商品よりも手に入りやすい点でしょうか。ソースのを解凍することさえ忘れなければ、電子レンジで温めるだけでできたてような味が楽しめます。また、場合に応じてトッピングの量を加減できるのも地味ですが助かります。歯に青のりが付くのが気になるようならかけずに食べることもできるし、ソースの量も調整できます。チルドよりも少し手間はかかりますが、便利なことも多そうです。
 
コンビニ各社に出そろったお好み焼き。気になる方は【チルド編】もチェックして、お気に入りの味を見つけて下さい!