Algae スーツは何本ものチューブで作られており、それぞれのチューブ内で藻が栽培されている。口周辺のチューブから人間の呼気を取り込み、藻の光合成に必要な二酸化炭素として利用する仕組みになっている。
「Algaculture」とは、「Algae(藻)」と「Agriculture(農業)」から作られた合成語。身に付けている衣服で藻を育て、それを食べて生きることで、人間を仮想的な「光合成」可能な生物に進化させるのが目的だという。
Algae スーツは2012年9月、ロンドンで初公開された。このときは、Algae スーツを身に付けたオペラ歌手が観衆の前で歌い、その呼気を吸収して成長(?)した藻を聴衆に振る舞う、というパフォーマンスが行われた。
観衆に振る舞われた
Algae スーツを着用して歌うオペラ歌手