“タピオカミルクティー発祥の店”として有名な台湾のカフェチェーン「春水堂(チュンスイタン)」が、日本へ進出。7月27日、1号店が代官山にオープンします。
 
夏だけど、春が来た!
夏だけど、春が来た!

春水堂は、徹底的に品質にこだわったお茶専門のカフェチェーン。台湾では38店舗が展開されており、常に行列ができる人気ぶり。日本から観光に訪れる人にも大人気のお店です。

日本での運営を行なうオアシスティーラウンジの代表が台湾を訪れた際、店内のインテリアや接客、そして商品のあまりのおいしさに感動し、代表者を説得。何か月もかけて口説き落とし、日本進出が実現したそうです。


店舗を作るにあたっては、感動ポイントのひとつ『インテリア』も重視。白を基調とした明るい空間に、茶器など“台湾”を思わせる小物が配置されています。コンセント付きのカウンター席もあるので、仕事の合間にも利用しやすそうです。

もちろんテーブル席も奥にあるので、グループでの利用もできますよ。

オシャレだけどシンプルな内装
オシャレだけどシンプルな内装

◆こだわりの“お茶専門店”

春水堂では「お茶マスター認定制度」が導入されており、テストに合格した社員のみが商品を提供できるそうです。メニューごとにブレンドや入れ方、シロップの割合などが異なるお茶を、丁寧に1杯ずつ入れてくれます。

さらに、提供前には毎回“糖度”をはかり、基準値に達したものだけをお客さんに出すという徹底ぶり。提供までの時間はかかりますが、本格的な味わいを楽しめます。

のぞいているのが“糖度計”
のぞいているのが“糖度計”

◆1番人気は「タピオカミルクティー」

今回、日本で発売されるのは、台湾で人気の「タピオカミルクティー」「鉄観音(てっかんのん)ラテ」「愛玉(アイユイ)ジャスミンレモンティー」を筆頭とするお茶と、杏仁豆腐やクッキーなどの軽食。それぞれ、イートイン・テイクアウト両方が楽しめます(一部イートインのみ)。

使う素材も無添加にこだわり、香料や防腐剤などが一切使われていないものだけを選定。シロップも、天然のキビ砂糖を170度の鍋で煮詰めて、毎日店舗で手作りしているそうです。

左から タピオカミルクティー、鉄観音ラテ、愛玉ジャスミンレモンティー
左から タピオカミルクティー、鉄観音ラテ、愛玉ジャスミンレモンティー

1番人気の「タピオカミルクティー」は、香り高い紅茶とまろやかなミルクに、もちもちのタピオカがミックスされたもの。このメニューのためにブレンドされた紅茶は、とても濃く抽出されており、鼻に抜ける香りが印象的です。濃いめの味わいではあるものの砂糖の甘さは控えめで、すっきりとした後味が楽しめます。タピオカのもっちりさと歯ごたえには驚きました。

「鉄観音ラテ」は、お茶『鉄観音』に、なめらかなフォームミルクを合わせたラテ。香ばしい鉄観音の香りと、やさしい甘さのミルクが絶妙な組み合わせ。“大人のミルクティー”とでも言えそうな味わいです。フォームミルクの舌ざわりにほっと一息。

一見オレンジジュースのようにも見える「愛玉ジャスミンレモンティー」は、レモンの甘酸っぱさとジャスミンティーの爽やかな後味がマッチした一品。「愛玉」とは、台湾でよく食べられる無味のゼリー「愛玉子」のことで、食感にアクセントを添えてくれています。フルーツジュースのような芳醇な香りもありつつ、後味がすっきりとしている、夏に嬉しい味わいです。

また、それぞれホットバージョンもあるので、季節を問わずに楽しめそうです。

本格的な中国茶も楽しめる
本格的な中国茶も楽しめる

◆今後も店舗をオープン予定!

2013年の冬には六本木エリアへの出店が決定しており、その後も店舗をオープンさせていく予定とのこと。甘い飲み物が苦手な人でも飲みやすい本格的なお茶のドリンク、ぜひ一度試してみては?

ぷちぷちもっちり食感のタピオカを楽しんで!
ぷちぷちもっちり食感のタピオカを楽しんで!

店舗所在地は、渋谷区代官山町20-9。営業時間は、9時から21時まで(オープン初日のみ11時から)。