筆者がまだ米国在住の頃、日本から遊びに来た友人たちは、家族や同僚への土産を買う段になると、「サンフランシスコに行って来たことが明確にわかる土産はないのか?」と尋ねてきました。例えば、『ゴールデンゲートブリッジ饅頭』、例えば『アルカトラズ島せんべい』。そういう、わかりやすい土産を皆求めていました。もちろん、米国にそのようなものはありません。それを知って、みながっかりして帰国したものです。
 
でも、「ザ・ハフィントン・ポスト日本版」は我々をがっかりさせはしませんでした。
 
5月7日、「ザ・ハフィントン・ポスト日本版」のオープン記念イベントが、東京で開催されました。同イベントには、創始者であるアリアナ・ハフィントン氏も登場。アジア初の同社サイト開設に向けての意気込みを語ってくれました。
 
そして、このイベントでお土産として参加者に配布されたのは、なんと紅白饅頭。創始者であるアリアナ・ハフィントン氏直筆の「ハフポ」の文字もまぶしい、「ハフポ饅頭」だったのです。
 
これが「ハフポ饅頭」
これが「ハフポ饅頭」

 
一見、高級チョコが入っていそうな箱に詰められたこのお饅頭。ハフィントンポストのイベントに行って来たことが一目瞭然の素晴らしいお土産となっています。
 
一見、高級チョコが入っていそうな箱  表面には「The Huffington Post」の文字が
一見、高級チョコが入っていそうな箱
表面には「The Huffington Post」の文字が

 
米国企業には、米国仕様の商品をそのまま日本に持ちこみ、「売れないのは、日本市場がおかしいからだ!」と駄々をこねるところも多く存在します。そんななか、手土産に紅白饅頭を持たせるという日本の心を持って上陸を果たしたハフィントン・ポスト。ちょっと、応援したくなりました。
 
ハフポ饅頭開発の模様
ハフポ饅頭開発の模様