キユーピーは、卵白の摂取が筋肉での代謝を高め、内臓脂肪を減らす可能性があるという試験結果を得たと発表した。


今回の研究は、卵白摂取による内臓脂肪減少メカニズムの検討を目的として実施。卵白を摂取したラットが、乳タンパク質(カゼイン)を摂取したラットと比較 して内臓脂肪量が減少するとともに、骨格筋重量が増加し、骨格筋の脂肪燃焼酵素活性が高まっていることがわかったという。


この研究成果について、12月15日・16日に開催される第10回日本機能性食品医用学会で発表する予定。


なお同社ではこれまで、鶏卵の栄養機能や調理特性について研究を進め、卵白が血中コレステロールの低下や内臓脂肪を低減させること、卵白ペプチドが生体内の抗酸化力を高めることなどを確認している。