先日発売された、せんべいでできた世界一割れやすい iPhone ケース「サバイバルせんべい iPhone 5 専用ケース SV3818」を手に入れた!この記事では、ケースの商品紹介ページにある“取り扱い上の注意”を順番にチェックしながら、実際に使ってみた様子をレポートするよ!


取り扱い上の注意チェックシート
取り扱い上の注意チェックシート


■届くまでに割れる確率「9%」

厳重に梱包された状態で届いたため、到着までに割れるということはなかった。宅配便のお兄さんに感謝しつつ、1つ目クリア!


段ボール内のクッション性能がすごい
段ボール内のクッション性能がすごい


■iPhone 5 を装着する時に割れる確率「76%」

大きさは(ほぼ)ぴったりのサイズなのでスムーズに装着できた。iPhone 5(私物)がぺたぺたしそうなのが気掛かりだが、2つ目クリア!


ちょっとゆるい
ちょっとゆるい


■メールを打つ時に割れる確率「18%」

ゆっくり優しくタップしていけば問題なく使える。普段、ものすごい速さでメールを返している人は気をつけてね。余裕をもって、3つ目クリア!


指先でやさしくタップ
指先でやさしくタップ


■友だちが触った時に割れる確率「81%」

「へー、ケースがせんべいなんだ、すご(バキッ」というベタな展開が想像できるが、私のように“ぼっち”であれば、この手の災害は未然に防止できる。4つ目クリア(´;ω;`)!


今年の冬も寒い…
今年の冬も寒い…


■ボリュームを上げる時に割れる確率「50%」

注意すべきは、音量ボタンを押すときの手のポジションチェンジ。親指だけで支えず、手のひら全体でケースを固定する高い技術力が求められる。力のバランスを意識して、5つ目クリア!


 持つより“載せる”イメージ
持つより“載せる”イメージ


■充電器をさす時に割れる確率「54%」

ともすれば、このケースを使用する上での一番の天敵はこれかもしれない。「あいふぉん…充電して、今日はもう寝(バキッ」と、早く眠りたい私たちの隙を突いた会心の一撃。手放すまで気を抜かず、慎重に丁寧に接続して、6つ目クリア!


充電器は敵だと思え
充電器は敵だと思え


■イライラした時に割れる確率「65%」

イライラすると暴力的になってしまう人は注意が必要だ。荒く扱えば間違いなく割れる。しかし、物腰穏やかに、やさしく微笑むように静かにキレるタイプならば、ケースに被害は及ばない。いままでに出会った全ての人に感謝しながら、7つ目クリア!


ねこの画像とか見ると心が落ち着く
ねこの画像とか見ると心が落ち着く


■ポケットに入れた時に割れる確率「89%」

ポケットの底までゆっくり持っていけば割と問題ない。懸念すべきは、iPhone ケースの破片がポケット内に付着するのではないかという点。ポケットの純潔を半ば諦めながら、8つ目クリア!


許せ…
許せ…


■落とした時に割れる確率 「120%」

ええっと、ケースもあれだが、なにより私の iPhone5 が心配なので、今回は試さなくてもいいかな、なんて思っている。「割れた」という結論で、いいんじゃないかな。


守りたい、せんべいがある
守りたい、せんべいがある


■結論「せんべいは意外と頑張ってくれる」

当初、実験中に修復不可能な状態まで壊れるのではないかと危惧していたが、せんべいは私の期待以上に健闘してくれた。その性能の高さは理解してもらえたとして、「見た目がちょっと…」という人も多いだろう。しかし、遠く離れた場所から見ればあまり違和感はないし、なによりお腹が空いたときに食べられるという大きなメリットがある。湿気に弱い点をカバーできれば、最高の iPhone ケースとして活躍してくれるだろう…か。


ちなみに、この iPhone ケースは職人「マリコさん」が1つ1つ手作りで製造しているため、予約注文となっている。1日当たりの生産数はよくできて3個程度で、価格は3,818(サバイバル)円。販売は数量限定で、予定数に達した時点で販売を終了するとのことだ。普段使いに1つ、雨に備えて1つ、友だちのタッチ用に1つの“計3つ”購入しておくことをお勧めしたい。


外すときに割れた、マリコさんに謝りたい
外すときに割れた、マリコさんに謝りたい


執筆:京都三条 糸屋のむすめ