すき家で「悪魔」の名を持つ牛丼「白髪ねぎ牛丼デビルおんたまMix」を食べてみました。ねぎのシャキシャキ感、けずり節のふんわり感、揚げ玉のサクサク感に、牛丼のこってりした食べごたえが合わさった、まさにジャンクそのものの味わいです。
販売価格とカロリーは並盛630円(税込)で、カロリーは983kcal。なお、量を少なめにした「ミニ」(570円)でもランチや夕食としてしっかり満足できるボリュームがあるのでお腹とよく相談のうえどうぞ。
今回は並盛を注文してみました。大鉢に入って出てきたのは牛丼の上にどっさりの白髪ネギとそれをさらにすっぽりとおおう量の揚げ玉。すでにジャンクな雰囲気が全開ですが、実はこれはまだ「未完成」の状態です。
別添のけずり節と温泉玉子をのせることで、真に「悪魔」の名にふさわしい一杯になるのです。さっそくけずり節をかけると、魚介系のこうばしいにおいがたちのぼります。
続いて温泉玉子を割ってその上に。黄身は白身の下に隠れている場合が多いので、ちょっと箸でよけて顔を出させると見栄えがします。
あとは箸でかきこむのもよし、すき家のテーブルに備えつけのレンゲですくってほおばるもよし。白髪ねぎ、揚げ玉、けずり節それぞれの歯ざわりの違いはもちろん、ねぎのぴりっとした辛みや揚げ玉の油の香り、けずり節のうまみなどが一つになってなかなかのもの。
さらにとろりとした玉子をまぶして甘味のある味付けの牛肉やタマネギとまとめて咀嚼すると、「カロリーのかたまりがおりなすハーモニー」とでも形容するしかない、罪深い多幸感にひたれます。まさに牛丼界のルシファーというべき一杯でした。