ケンタッキーフライドチキンの冬の定番メニュー「チキンクリームポットパイ」「レッドホットチキン」が始まったので食べました。体の芯から温まるメニューで、冷え込み始めた季節にぴったりです。
チキンクリームポットパイは単品590円(税込、以下同じ)、レッドホットチキンが270円。
チキンクリームポットパイ
まずパイは大きな容器に入ったクリームシチューのうえにパイ生地をかぶせて焼き上げてあります。北海道産の生乳、チキン、たまねぎ、にんじん、コーン、じゃがいもを贅沢に使った具だくさんの献立。パイ生地はクッキー風でサクサクのしあがりです。
スプーンでパイ生地を割って、熱々の具材と一緒に食べるのがおすすめ。シチューはチキンのうまみがしっかり出ていて、味は濃厚。とろりとした舌ざわりと、じゃがいものごろごろ感がぴったりあって、そこにパリパリのパイをひたしてすこしやわらかくしてから口に運ぶと満足感が高め。
お腹の中に収めてゆくにつれ体がぽかぽかしてきます。寒い日にはぴったりのメニュー。ただしボリュームは軽くお昼ごはん1人前分あるので、フライドチキンと組み合わせるのであればお腹を空かせてからどうぞ。
レッドホットチキン
レッドホットチキンはピリ辛に味つけした赤いフライドチキン。レッドペッパーとホワイトペッパーにハバネロを利かせたキレのある辛さと国内産鶏のうまみが特徴。一口食べると中から辛さが湧き出します。店舗で手づくり調理しているとのことで、ザクッとした衣に揚げています。
かじりつくと、はじめは小気味よい衣の歯ざわり、あとからジューシーな骨つきチキンの味わいが口に広がります。かっかと体が燃えるような辛さですが、舌が痛いとか、口がひりつくというほどではなく、絶妙な「うまからさ」に整えてあります。こちらも寒い日にはぴったり。
両メニューとも今回は単品で注文しましたが、セットの方が安いので、ランチや夕食にするならそちらがおすすめです。