無印良品の一部店舗に併設されているカフェ「Cafe&Meal MUJI」で「ジビエカレーセット」を食べてみました。猪肉ミンチの入ったキーマに、大粒の豆がぎっしり入った、スパイシーな味わいの一皿です。
今回は東京の新宿ピカデリー地下にお邪魔しました
ジビエカレーセットは11月15日~25日の「無印良品週間」限定メニュー。価格は900円(税込)。好みのデリ(総菜)が1点つけられます。なお店内利用もテイクアウトも同料金、同内容。ちなみに物販コーナーにパウチに入ったルーはなく、あくまでカフェのある店舗に足を運んでの注文となります。
今回の店内利用とし、秋らしい惣菜として「いちじくとクリームチーズのポテトサラダ」をつけました。こちらは軽くつぶしたじゃがいもと、クリームチーズを合わせ、自家製の香ばしいベーコンのソースでしあげてあります。果実のほどよい甘さチーズのねっとりした舌ざわり、ほくほくしたポテトの口あたりが好相性。記者の私見ですがCafe&Meal MUJIの惣菜の中でもトップランクのおいしさです。
主菜のカレーですが、名前にある「ジビエ」といえば野生の鴨や猪、鹿などの肉のこと。限定メニューでは低カロリー、低脂肪かつうまみのある猪肉を、豚肉、3種の豆と合わせ、スパイシーな香りをつけ、濃厚な味わいのキーマにしたてています。お米は、十穀米と「蛇紋岩」というブランド白米から選べますが、おすすめは十穀米。
カレーは無印らしく香辛料がぴりりと利いていて、かなり辛口。猪肉が入っていると聞いて野趣あふれる香りを想像していましたが、ほとんどクセはなく、上等な赤身の豚肉という印象です。ただし肉のうまみはしっかりあります。豆はゴロゴロと大きくて、歯ざわりよくもやわらかい火の通りです。
十国米はプチプチと歯ざわりがよいほか、粒の大きさの違いがアクセントになって、カレーに入った豆とともに頬張ると飽きの来ない食感。一皿食べてもお腹にはもたれず、心地よく満足できるできばえでした。