吉野家「麻辣牛鍋膳」
ピリ辛!

吉野家の季節メニュー「麻辣牛鍋膳」を食べてきました。トウガラシと花椒(ホワジャオ)の香りと辛味がきいた、異国情緒あふれる鍋です。

吉野家「麻辣牛鍋膳」
鍋、ご飯、お漬物のセット

価格は822円(税込)でカロリーはがっつり1,139kcal。料理番組「中華の鉄人」で有名な陳建一氏が監修しています。


吉野家「麻辣牛鍋膳」
鍋はご飯のおかずにぴったりですが、漬物もついてます!

具材はすきやき用牛肉と白菜、タマネギ、長ネギ、ニンジン、絹豆腐、きしめん。豚骨と鶏ガラでとったスープに特製の麻辣タレを加えたもので煮込んでいます。タレのレシピは、豆板醤(トウバンジャン)、麻辣醤(マーラージャン)、甜麺醤(テンメンジャン)の3種類の醤(ジャン)に、花椒、トウガラシ、五香紛(ウーシャンフン)、グローブ、スターアニス(ハッカク)、黒コショウ、クミンという7種類のスパイス。しあげに花椒油を回しかけてあります。

吉野家「麻辣牛鍋膳」
トウガラシは噛まないほうがよさそう

注文すると、深めの鍋に入って登場します。牛肉は薄切りのふわふわ。脂がとろりとタレにとけだしています。白菜とニンジンなどは固めに見えますが、すでに火は通してあります。きしめんは中華風に味つけすると刀削麺風に見えてくるから不思議。トッピングのトウガラシは色鮮やかですが、さすがに口に入れる勇気が出ずで、ついてきた別皿によけます。

吉野家「麻辣牛鍋膳」
お豆腐も中まで熱くなっています

まず牛肉を口に入れると、やわらかくうまみがしっかりして、なるほどすき焼きによさそう。でも麻辣味とも相性がよく、ご飯が進みます。白菜やニンジンも一緒に口に運んでよさそう。絹豆腐も中まで熱くなっていてハフハフ息をしながら頬張ることになりました。

吉野家「麻辣牛鍋膳」
きしめんは最後に

きしめんはタレを楽しむため最後に回します。ご飯を平らげてから、タレをからめて、肉や野菜と一緒に口に運ぶと、「シメのうどん」感が味わえます。

全体にピリ辛ですが、舌がひりひりするといったものではなく、あくまで牛肉の味をひきだすようなあんばいになっています。寒い日に体を内側から温めたい人にはぴったりです。