上島珈琲店「焙じ茶キャラメルミルク珈琲」
ほうじ茶+生キャラメル+ホイップ+コーヒー+ミルク

上島珈琲店で「焙じ茶キャラメルミルク珈琲」を飲んでみました。ほうじ茶と生キャラメルとホイップとミルクとコーヒーを1つにした情報量多めのドリンク。一瞬何を飲んでいるのかわからなくなるほど複雑な、でも、とてもよいにおいがします。

上島珈琲店「焙じ茶キャラメルミルク珈琲」
アイスにしました

価格はMサイズで583円(税込)。ホットとアイスが選べますが、まだ暑い日が続くので後者にしました。ギシギシに氷がつまった金属マグに、濃いネルドリップコーヒーとミルクを1対4で配合したカフェオレをそそぎ、ふんわりしたホイップをのせ、カカオのような香りのほうじ茶に生キャラメルソースを合わせたものを加えています。

上島珈琲店で「焙じ茶キャラメルミルク珈琲」
いつもの金属マグ

ほうじ茶は京都の宇治茶を従来と異なる製法で加工していて、通常より焙煎が深く、チョコレートやココアのような味わい。見た目も黒です。生キャラメルは上島珈琲が独自に生クリーム、牛乳、砂糖、バター、蜂蜜などをゆっくり溶かして作ったもの。

まずスプーンでホイップとソースを味わうと、ほんのり上品な香りと甘さでちょっとしたデザート風。カフェラテと一緒に飲むとコーヒーの味が勝つのですが、口に含んでしばらく待っているうち、後味にほのかなほうじ茶の気配が感じられます。

上島珈琲店で「焙じ茶キャラメルミルク珈琲」
ソースとホイップはやさしい味

キャラメルのフレーバーはいったんカフェラテとひとつに溶け合ってしまうと区別するのが難しいのですが、確かに甘いにおいもすこしします。もっとよく味わおうとじっくり舌で確かめていると、今度はコーヒーの強い香りに慣れてミルクの味が前面に出るので、もう何を飲んでいるのか一瞬忘れそうになります。それでも最後までずっと複雑でやさしくよいにおいがするので、気持ちよくマグを干せました。