イオン「ワールドダイニング フィッシュ&チップス」
冷凍のフィッシュ&チップス。お味は?

世界各国料理を冷凍食品やレトルト食品にしたイオンの「ワールドダイニング」シリーズのひとつ、冷凍「フィッシュ&チップス」。お店で出てくる揚げたての味をどこまで再現できているのか試してみた。

英国発のスナックで、白身魚のフリッターとフライドポテトをビネガーやタルタルソースで味わうフィッシュ&チップス。よくビールのおともとして登場し、「HUB(ハブ)」などのパブでつまんだことがある人は少なくないはず。


飾らない料理ではあるが、自宅でいちから作るとなると手間。白身魚を買って、タルタルソースの材料をそろえ、ポテトも調達してと、ひと仕事になる。

イオン「ワールドダイニング フィッシュ&チップス」
パッケージはこれ

イオンのフィッシュ&チップスはスケトウダラのフリッター、ポテト、タルタルソースの素がセットになっていてなかなか便利。価格は321円(税別)。カロリーは1袋394kcal。作り方はすべてパッケージに書いてあるので、その通りにやってみる。

イオン「ワールドダイニング フィッシュ&チップス」
ひととおりの材料がセットになっている

まずオーブントースターにアルミホイルを敷き、凍ったままのフリッターとポテトを重ならないように並べる。並べきれない場合は無理をせず、複数回に分けるようにとのこと。あとは約10分加熱する。

イオン「ワールドダイニング フィッシュ&チップス」
オーブントースターに重ならないように並べる

待っているあいだにタルタルソースの素を器にあけて、マヨネーズを加えてソースを完成させる。マヨネーズとソースの素の割合をどれくらいにするのかは特に記述がないので、半々にした。

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これがタルタルソースの素

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凍っているが外に出すとすぐ溶ける

イオン「ワールドダイニング フィッシュ&チップス」
マヨネーズと半々に

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混ぜるだけでタルタルソースのできあがり

10分経ったところでオーブンを開けると、しっかり焼けている、というかこんがり揚がっている。素手ではとてもつまめないほど熱々になっていて、衣はかりっとしたようす。かぐわしい油のにおいもたちのぼる。ナイフでフリッターをカットしてみると、中はふわふわ。


イオン「ワールドダイニング フィッシュ&チップス」
フリッターの中はふわふわ

イオン「ワールドダイニング フィッシュ&チップス」
盛りつけよう

大皿に盛りつけてテーブルに運び、まずフリッターにソースをつけてひとくちかじる。さくさくした衣の感触と、スケトウダラの上品な風味、こってりしたタルタルとがひとつになって、いかにもジャンキーなおいしさ。贅沢を言えばもう少しタルタルがスパイシーな方が好みだが、これは家にある黒コショウなどを振って調整できる。

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フリッターにタルタルソースをたっぷり

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かりかりの白身魚にこってりしたソース。ジャンクだ。

次にフライドポテトを試す。こちらは若干固めの歯ざわりで、ジャガイモのにおいが強い。タルタルをつけても負けない個性がある。フリッターよりさらに完成度が高いと感じた。量も多いので、魚で味の変化をつけつつイモの味を楽しむのがよさそう。

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ポテトも

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ジャガイモの香りが強い

結論としては再現はかなり高かった。タルタルソースの味を調整するとか、ケチャップやビネガーを別途そろえておくとかすれば、お店で出てくるものに負けない。ギネスやヱビスの黒ビールが合いそう。