ファーストキッチン・ウェンディーズで「アボカドチリチーズバーガー」を食べてきた。チリと銘打っているがそこまで辛くはなく、むしろ「サルサ」を連想する味。アボカドのやわらかい舌ざわりとあいまってタコスやタコライスを思い出した。
アボカチリチーズバーガーは580円(税込)。ウェンディーズで人気の「チリ」を思わせるチリパウダー、クミン、オレガノなどの数種類の香辛料といためたタマネギ、牛肉、豚肉をあわせ、食材のうまみを引き出したソースを使っているそう。またチリとの相性のよいアボカド、チェダーチーズと、フレッシュなトマト、レタス、100%ビーフパティをバンズではさんでいる。
素材を聞いただけで「お?」と思ってしまったが、一口試してみただけで、すごくタコスというかタコライス感がある。チリソースがそこまで辛くないせいもあってか、とろっとしたアボカドの食感だけでなくあわい風味も意識したり、生野菜の食感なども楽しく味わえたり。
パティは1枚だが分厚く大きい。端から端までどの角度からかじりついても、ひとくちではほおばり切れないボリューム感のおかげで、いっぱい肉を食べているなとちょっとうれしくなる。
チリと聞いて激辛を期待した人にはやや肩透かしかもしれないが、もし「タコライスみたいなハンバーガー?食べてみたい」と思ったなら、挑戦してみるときっと面白い。