丸亀製麺で2月から始まった「鴨(かも)」メニュー。「鴨ねぎうどん」を味わってきた。鴨の肉汁がとけこんだダシはもちろん、太いうどんに合う太い長ネギの食感がうれしい一杯だった。
季節限定メニューとして登場したのは「鴨すきうどん」「鴨ねぎうどん」「鴨つけうどん」の3種類。このうち鴨ねぎうどんは650円(税込、以下同じ)で、鴨のロースともも肉を使い、長ネギを焼いてのせている。折角なので温泉卵(50円)をひとつ追加していただく。
セルフサービスでうどんを受け取り、テーブルについてさっそく卵を割り入れ、箸で肉をつまむ。歯ごたえがしっかりあって、脂もちゃんとあるのに、鶏肉に比べると割合さっぱりした印象。ただしダシには肉汁がよく出ていて、くせは強くないもののうまみはしっかりある。
お次はネギ。かなり太い。よく焼いてあるが、煮込んでいないのでシャキシャキとした食感があり、口いっぱいに広がる香りもこころよい。鴨と一緒に食べると肉のうまみにネギの風味が合わさって飽きない。
うどんはコシがあってモチモチして、ダシによくなじむ丸亀のうどん。勢いよく食べていると、薬味として散らしたユズの香りがさわやかなアクセントになって楽しい驚きがある。温泉卵を割って、麺や肉、ネギとしっかりからめればさらに濃厚な味わいになる。
ちなみにサイズは「並」でも十分満足がゆくので、「大」または「特」を選ぶ際はなるたけお腹をすかせてから挑みたい。