ニトリで見つけた「巻き取りやすいパスタフォーク」、価格は299円(税込)。先端部が波型形状をしたフォークで、もこもこした部分にパスタを絡め取りやすいという商品です。
いいじゃん!と思って買ったんですが、直後にダイソーでも同じようなパスタフォークを見つけてしまったんですよね…値段はもちろん108円で。
消費者としての正直な気持ちは、299円のフォークの方が多少なりとも使いやすくあってほしい。でも、108円のフォークでも使い勝手が変わらないなら、みんなにはより安価なこっちをおすすめしたい。ということで、両者使い比べてみました!
●細かな違いと持ちやすさ
どちらも素材はステンレススチールで、日本製。パッと見はほとんど同じようですが、よく見ると細かいところに違いがあります。まず持ち手ですが、ニトリの方が若干長く、デザインも凝っています。ダイソーはよりシンプル。また、おしりの部分がニトリは上に向かって反っているのに対し、ダイソーは下に向かって反っています。ダイソーの方が少し重厚感があって、持ちやすさやフィット感はニトリの方が上かも。
フォーク先端部のカーブは、ダイソーの方が角度がやや大きい(ぐっと上を向いています)。もこもことした波型の数は同じですが、3つ又の真ん中、ニトリは波打っているのに対し、ダイソーはまっすぐです。これがパスタの絡め取りやすさに影響してくるんでしょうか?
●パスタの食べやすさは?
まずは、比較的絡め取りやすいクリーム系パスタ代表・カルボナーラを食べてみます。ニトリのフォークもダイソーのフォークも、パスタをしっかり絡め取ることができました!が、これはまだ初級編。こってりしたパスタは普通のフォークでも食べやすいので、今度はつるつるでおなじみのペペロンチーノを食べてみます。
普通のフォークだとパスタがするすると落ちてしまうんですが、ニトリやダイソーの波型フォークだと、くるくる絡めて上まで持ち上げてもほとんどパスタが落ちません!波の部分にしっかり引っかかっているようです。これは確かに食べやすい!
なお、先述した3つ又の真ん中が波型になっている・いないでは、絡め取りやすさに違いは感じませんでした。ニトリもダイソーも同じくらい使い勝手がいい。が、しいてどちらかに軍配を上げるなら…ニトリでしょうか!持ち手部分のフィット感や、パスタをくるくるしたときのライトな感触がいくらか優れていたように思います。
ただ、ダイソーのフォークもまったく問題なく使えます。108円ですし、デザインや持ちやすさをあまり気にしないならダイソーのもので十分かと思いますよ!