「カチカチのアイスをすぐにすくって食べられる」と話題の熱伝導アルミスプーン。アルミの熱伝導率の高さを利用し、スプーンを持つ手の体温で硬いアイスを溶かしながらすくえる便利なスプーンです。
ニトリ「溶かしてすくえる アルミアイスクリームスプーン」
高いものだと3千円以上するんですが、先日ニトリで498円(税込)の「溶かしてすくえる アルミアイスクリームスプーン」を見つけたので購入してみました。果たして、お値段以上の熱伝導率を発揮してくれるのか…!?アイスクリーム「MOW(モウ)バニラ」をすくう
アイスクリーム「MOW(モウ)バニラ」から試してみます。冷凍庫から出したてのモウアイスに、アルミスプーンをスッと刺すと…うん、なめらかに入っていく!でもこれ、普通のスプーンとあまり変わらない気もします。モウのアイスクリームがそもそもなめらかですからね。
ちなみにこのスプーン、平たいので手にフィットしやすく、アイスを食べたときの口あたりもとてもスムース!アイスが溶けやすいだけでなく、食べるときにスプーンの感触がアイスの食感をじゃましないフォルムになっていることも発見しました。
かき氷「しろくま」をすくう
続いておなじみのかき氷「しろくま」で試してみます。ザクッとアルミスプーンを入れると…確かにじわじわ溶けていってる気はします。熱伝導で氷が崩れやすくなるのか、普通のスプーンよりも若干ザクザクしやすいかも。
ここまでは想定内ですね。
ラスボス「あずきバー」と戦わせる
ならば最終決戦、カチカチアイス界の王座に君臨するあずきバーと戦わせてみます。さっきまで冷凍庫にいたカッチカチのあずきバーに、アルミスプーンを突き立てます。うーん、やはり硬い。手ごわいのでちょっと力を入れて押してみると…少しずつ、ゆっくりではありますが、あずきバーの中へとスプーンが入っていく!
モウやしろくまほどではないにしても、あれよあれよとスプーンを当てた場所が溶けていくのが分かります。普通のスプーンでも試してみましたが、アルミスプーンの方が明らかにずぶずぶとあずきバーの中に潜っていく感覚がありました。
500円未満のスプーンにしては、なかなかの実力なんじゃないでしょうか?ただ、この世で一番硬い(と思われる)アイスは新幹線の中で売っているアレですので、そのうちアルミスプーン持参で乗車して勝負に挑んでみたいと思います。それが、真の最終決戦なのです。