セブン、ローソン、ファミマの「塩むすび」を食べ比べ
コンビニ各社の塩むすび、どれも同じ…ではありません!

編集部に「コンビニの塩むすびの中で、セブンが一番好き」というスタッフがいて、ふと思いました。塩振ってにぎってるだけのシンプルなおにぎりなのに、そんなに味の違いあるの?

ということでコンビニ3社の塩むすびを食べ比べてみました!すると、味や食感にハッキリ違いがあることが分かったのです。


塩むすび 食べ比べ

◆ お米、重さ、カロリー 比較

買い集めたのはこの3品。

セブン-イレブン「銀しゃりむすび 塩むすび」(100円、税込、以下同じ)
ローソン「新潟コシヒカリ 塩にぎり」(100円)
ファミリーマート「新潟魚沼産コシヒカリ 塩おむすび」(100円)

セブン、ローソン、ファミマの「塩むすび」を食べ比べ
左からセブン、ローソン、ファミリーマート

値段こそ同じですが、原材料に違いが。まずお米の品種は、

セブン 記載なし
ローソン 新潟コシヒカリ
ファミリーマート 新潟魚沼産コシヒカリ

と表記されています。ローソンとファミマは新潟産コシヒカリ米を使用。さらに塩は、

セブン 赤穂の焼あらじお
ローソン 瀬戸備前にがり塩
ファミリーマート 瀬戸内の藻塩

が使われているそうです。

また、大きさも違います。大体の重さを計ってみると、

セブン 102g
ローソン 120g
ファミリーマート 112g

でした。ローソンが一番大きい。

さらに、1食あたりのカロリーを比べると

セブン 165kcal
ローソン 198kcal
ファミリーマート 186kcal

となっており、ほぼ重さに比例しています。

◆ 味の違い

セブンは、空気をたっぷり抱き込んで握られたような、ふっくらほろほろほぐれる口あたり。お米の粒立ちがよく、ほどよくコシのある食感です。味はさっぱり淡泊

セブン-イレブン「銀しゃりむすび 塩むすび」

セブン-イレブン「銀しゃりむすび 塩むすび」

セブン-イレブン「銀しゃりむすび 塩むすび」
ふっくらほろほろ

ローソンはむっちりとしたお米の食感が、まるでもち米のような食べごたえを生んでいます。ギュッとにぎられたボリューム満点のおにぎり!という印象。噛むほどにお米の甘みが広がり、これを塩がキリッと引き立てます。

ローソン「新潟コシヒカリ 塩にぎり」
気が急いて袋を破っちゃいました…すみません

ローソン「新潟コシヒカリ 塩にぎり」

ローソン「新潟コシヒカリ 塩にぎり」
お米がもちもち

ファミマももっちりした食感ですが、ローソンの方がむちむちしているように感じました。もちもち食感とほろほろほぐれる食感の両方が楽しめます。塩の主張が上品(ややひかえめ)なので、お米の味がしっかり感じられます。

ファミリーマート「新潟魚沼産コシヒカリ 塩おむすび」

ファミリーマート「新潟魚沼産コシヒカリ 塩おむすび」

ファミリーマート「新潟魚沼産コシヒカリ 塩おむすび」
もちもちとほろほろ、両方の食感

ちなみにセブンとファミマのおにぎりがベタつかず、ほろほろほどける食感なのは、食用油脂(ファミマ)や植物油脂(セブン)が使われているからかも?

一見同じようでもそれぞれに個性のある“塩むすび”。さっぱりしたセブン、もっちりしたローソン、そのちょうど間をとったファミマ。お好みに合わせて食べてみてくださいね。

セブン-イレブン「銀しゃりむすび 塩むすび」
(個人的にはセブンが好きでした!)

※商品のラインナップ、価格などは記事執筆時点のものです。