朝からほっこりウマ~いお粥が食べられる!心のオアシスのようなお店が横浜の元町・中華街にあります。行列ができる中華粥専門店、「謝甜記 貮号店(しゃてんき にごうてん)」。
生のお米(国産米)から乾燥カキ、乾燥貝柱、鳥一羽を約4時間かけてぐつぐつと煮込み、フランス原産の塩を加えて仕上げられる中華粥。野菜や魚介、お肉など、21種類の具やトッピングを使ったバリエーション豊かなお粥がラインナップされています。
今回は白身魚、ツブ貝、イカが入った「三鮮粥(さんせんかゆ)」(850円)を注文。追加で卵トッピング(220円)も付けてみました。
◆人気の中華粥、食べてみた
まずは「サービスです」と、シュウマイが2個出てきました。ホクホクでおいしい!数分後に運ばれて来たのは、ラーメンどんぶりほどのお椀にたっぷりと盛られた、ほっかほっかのお粥!一見シンプルですが白身魚や貝、イカなどの具は中に沈んでいます。
ハフハフ言いながら口へ運ぶと、ほどよい塩気とダシのうまみをたっぷり含んだお粥が、とろとろ~っと舌の上を転がり喉の奥へと流れていきます。ふた口、み口と食べればもう胃袋はぽっかぽかに!なんてやさしいの…そしてめちゃくちゃおいしいっ!!
シャキシャキのねぎ、ぷりぷりのイカ、ふっくらとした白身魚、コリコリの貝。れんげですくうたび、いろんな具がのってきて食感や味の変化も楽しめます。別皿の白髪ねぎや、卓上にあるピリ辛ザーサイもいいアクセントに。
そしてトッピングした卵。ほぼ生状態でぷるんぷるんなので、好きなタイミングでとろ~り崩していただきます。
うん、まろやか!卵のコクが加わって、お粥がいっそう味わい深くなりました。
◆ハーフサイズもあります
通常サイズを完食しましたが、お腹いっぱい!かなりボリュームありますので、自信がない方はハーフサイズ(ちょっと安い)をおすすめします。ただ、するすると流れるように食べ進められるので、案外ペロッといけちゃうかもしれません。お粥なので重たくないし。お店は朝8時半からオープンしていますが、お昼前でもひっきりなしにお客さんが訪れるほどの人気店。ランチタイムは行列を覚悟した方がよさそうですが、平日の午前中なら割とすんなり入りやすいと思います。
季節の変わり目や春の歓送迎会で胃がお疲れ気味な人、ほっこりおいしいお粥で癒されてはいかがでしょうか?
住所:神奈川県横浜市中区山下町189-9